7月2・3日と、当院の隣にある中学校の生徒さん5名の「職場体験」を受け入れました。
生徒さん達は、『将来、医療関係の仕事に就きたい』という思いがあり、当院を選んでくださったとのことでした。看護部では、感染管理認定看護師による手洗いのレクチャーと、感染対策・ワクチン接種についてのお話を聞いてもらいました。生徒さん達は、自分自身の健康管理をきちんと捉えながら、感染管理認定看護師に積極的に質問しており、とても頼もしく感じました。また、後半は「お互いのバイタルサインを測定してみよう」という事をテーマに、脈の取り方、呼吸音の聴き方、血圧測定を実施しました。
看護部での演習を通し、自分自身の体のことや、安全な医療を提供する為に医療者が心がけている事などをを感じとってくれたら嬉しいな…と思いました。
職場体験では、他にも臨床検査科・放射線科・薬剤部・臨床工学科・中央監視・院内学級等、医師や看護師以外の職種の方の講義や演習を行いました。
生徒さんの「病院というと医師や看護師のイメージが強いけど、様々な職種の方たちが、患者さんや家族のために支え合って成り立っているという事が分かりました」という言葉を聞かせて頂き、見えない力を頂いたような気がしました。
この体験が、皆さんの将来に繋がると嬉しいなと思います。2日間お疲れ様でした。