長野県立こども病院看護部ブログ

セイコーエプソンの社会貢献活動の一つである「ゆめ水族園」が開催されました。今回で3回目になります。壁や天井、天井から吊る下げられた布。色とりどりの魚、しろくま、カバなどの迫力ある映像が映し出されました。病棟から出られないこどもが多い病棟に、今回は「ファンタジカー」が登場しました。こども達は寝転がって見入っていました。夢を届ける活動に感謝です。

ことも病院に隣接する豊科南中学校３年の生徒さん達が毎年合唱を聞かせてくれます。今年も「命」の歌を聴くことができました。入院中のこども達も病室の中から歌声に耳を傾けていたことでしょう。

秋晴れの下、第7回こども病院病院祭が開催されました。多くの方々からご協力をいただき、盛りだくさんの楽しい病院祭となりました。約3,000人程の方々に来場いただき、多くの子供たち、そのご家族、地域の皆さん、様々な方に楽しんでいただけたと思います。子供たちに人気のキッザニア、笑いや驚きや癒しの催し物、子供は大好き様々な働く車、色々な食べ物、最後は仕掛け花火・・・などなどです。その他にも多くの方々がブースを出してくださり、病院祭を盛り上げてくださいました。

今年度ﾌﾟﾘｾﾌﾟﾀｰ研修の②・③が実施されました。新人看護師の段階を追っての指導方法など講義・グループワーク・シミュレーションなどから学びました。人に教えるためには、まず自分が学ぶこと。みんな真剣に取り組みました。

呼吸器研修は、Ⅰ：対象　新人看護師、全5回　Ⅱ：対象　2年目看護師、全2回　としてシリーズで学ぶ研修です。今回は新人看護師が「呼吸の基礎知識」として麻酔科Drより解剖整理を学び、「呼吸器の構造・取り扱い方」を臨床工学士から、「呼吸器装着中の看護」を病棟副看護師長より学びました。今後2回実施予定です。

コーチング研修Ⅰは、看護ラダーレベルⅡa対象研修です。外部講師の先生からコミュニケーション方法について学びました。楽しい研修で好評です。

今年度の既卒者研修は少人数で行われましたが、その分充実した内容になりました。新しい職場になり不安や戸惑いなどありますが、みんなで語り合い今後の目標を定めて行くことができました。

今月の「接遇月間」にあわせて、この1週間は「あいさつ運動」を行っています。接遇ってどこまでやればいいの？という声も聞かれそうです。基本的なマナーはもちろん大切です。それが基本でそのうえ、患者さんも職員も「気持ちがいい病院だねー」と思える対応が自然にできる病院になることが目標です。

今年度の認定看護師資格審査に合格し、「手術看護認定看護師」が誕生しました。昨年、認定看護師教育課程の研修を6ヶ月間受講し、晴れて今年度資格を取得することができました。これで当院の認定看護師は11名となりました。手術看護は、当院では初めての認定分野となります。より安全な手術が実施できるよう、周手術期全般に関わってほしいと思います。特に、当院は小児の専門病院ということで、小児の手術看護の特徴を考慮した活動を行い、全国に発信していけるようになることを期待しています。

院長と一緒に記念写真　

こども病院で何故保育師を目指す学生が実習をするのか？こども病院の病棟には保育士さんが働いています。医療の現場での保育を学ぶために4年前から清泉女学院短期大学の学生さんが実習に来ています。初めての病院での実習で緊張したかと思いますが、皆さん笑顔で多くのことを学びとってくださいました。こどもに関わる仲間として応援しています。

暑さにも負けず、今日は恒例の夏祭り。レクレーション委員会のスタッフが中心となり準備をしてきました。入院中のこどもとそのご家族が一緒に参加できる唯一の病院行事です。「家では兄弟でこのように騒げることがないので、夏祭りはとても楽しみ」とおっしゃるお母様もいました。喜ぶこども達の姿を見ていると、必要な事としみじみ感じるところがありました。

２７年度夏のインターンシップを行いました。今回は４名の学生さんが県内外から参加されました。１泊２日行うインターンシップは、病棟での実習や見学のほか、夜の時間が貴重な経験となるようです。病院スタッフと食事をしながら語り合い、その後は参加者同士で情報交換ができ、とても有意義だという感想をいただきます。同じ小児医療を目指す仲間との出会いがこれからの進路を決めるうえでも貴重な体験になることと思います。頑張れ！！

新規採用者のご家族病院見学会も今年で５回目となりました。ご家族は社会人となった我が子が「どのような職場で働いているのか」と毎日心配をされていることと思います。父母、祖父母、御兄弟をお招きして、病院長はじめ管理者および直属の上司と顔合わせを行いました。また普段は入ることのないお子さんの職場（現場）をご案内させていただきました。このような機会を設けることで、この先もよき理解者であり応援者として支えていただければと強く思います。