長野県立こども病院看護部ブログ

安曇野は朝晩まだ肌寒く、最低気温が０℃なんて聞くと不安になりますが、それでも着実に立夏の季節を感じられる風景を目にするようになりました。常念岳には、常念坊の雪形が姿を現し、周囲の田んぼには水が張られ田植えの準備が整ってきました。本当に、自然の豊かさを感じられる風景です。

病院の話題からちょっと離れて・・・ここ安曇野は素晴らしい自然に恵まれた場所です。気分転換やリフレッシュできる場所がたくさんあります。

安曇野・・・桜と道祖神と常念　　　　松本・・・桜と松本城と三日月

中央での初期研修が終了し、本日より新採用者は、各配属部署へ出勤です。同期の仲間と待ち合わせ時間を決めて、緊張と不安で一杯だとは思いますが、元気に各部署へ行きました。

各部署では、新しい仲間を迎えるための準備を整え、少しでも安心してチームの一員となれるように、様々な工夫を凝らして出迎えてくれました。

4/1から2週間がたってしまいました。この2週間は新人さんの初期研修として集合研修を行いました。2週間分のまとめを載せたいと思います。今年は新人22名と既卒12名の計34名の仲間が新たに加わりました。期待と緊張の気持ちが痛いほど伝わってきます。先輩との交流や仲間作りもできました。月曜日からいよいよ病棟へ！！ファイトです。

今年は、県内外から18名の看護学生さんを迎えてインターンシップを行いました。2日間こども病院の看護を学んでもらいました。病棟では、今年の新人看護師が指導にかかわってくれました。身近な先輩の姿を実際に見ることで、自分自身が看護師として働いているイメージがついたのではないでしょうか。夜は、実際に先輩から体験談を聞いたり、研修生どうしで楽しく交流ができました。インターンシップに実際に来てみて、就職したい意思が固まったという方も何人かおられました。今度は、一緒に働く仲間としてお待ちしています！！

ひな祭りのこの時期、院内各部署にひな人形が飾られています。開院以来、患者家族の方や地域の方から思い出のあるひな人形をご寄付いただき、各部署に飾らせていただいております。それぞれ思いのこもったひな人形に、皆さん足を止めて、心を癒されています。

ちなみに、この地域では、旧暦のひな祭りで、４月３日まで人形が飾られています。

2月22日（にゃんにゃんにゃんのねこの日）に、こま撮りアニメーション「こまねこ」を手掛ける「ドワーフ」の方々が、当院でアニメーション上映会とアニメーション体験ワークショップを開催してくださいました。NHKの「どーもくん」などのキャラクター開発を手掛けている皆さんです。

かわいい「こまねこ」のアニメーションに癒され、その後は、自分たちで「回転のぞき絵」のアニメーションを作ってみました。こども達も、実は大人の方が、夢中で取り組んでいました。色々な「回転のぞき絵」ができました。

日頃から、当院でボランティアとして活動していただいている皆様にお集まりいただき、ボランティア交流会を開催いたしました。今回は、今年度から当院で活動を始めたチャイルドライフスペシャリストから、その紹介や活動についてお話をし、続いて感染管理担当の医師より、感染対策についての楽しいお話をしていただきました。40名近いボランティアの方々が、興味深く聞いて下さいました。

その後、病院の職員も参加して、昼食を食べながら、交流を深めました。当院のボランティア登録をしてくださっている方は、100名程いらっしゃいます。皆さまに支えられて病院運営が成り立っているのだということを、あらためて認識しました。本当にいつもありがとうございます。

理論と臨床を繋ぐ質の高い看護を目標に、休職制度を利用して大学院に進学し、小児看護専門看護師を取得しました。

「子どもたちがもてる力を発揮でき、がんばりが成長に繋がるように、そしてつらい闘病生活を送りながらも、子どもたちが最大限に輝やくことができるような看護を目指しています」

看護部として協力し応援していきます。今後の活躍を期待します！！

ラダーⅠb研修の、看護研究発表会を行いました。今年度は、11名が取り組みました。4月から開始し研究計画書発表会・看護部倫理審査会・中間報告会を経ての発表会でした。信州大学保健学科の大学院生2名の方に1年間フォローしていただき、当日は信州大学保健学科　坂口教授に講評を受けました。それぞれ日常の看護実践の中から課題を見出し、取り組めた発表は大変素晴らしかったです。