安曇野のシンボルマークでもある北アルプスの常念岳が本格的な雪化粧をし、厳しい冬の到来を告げています。
最近は、朝の通勤時に車の温度計がマイナスを表示することがあり、気温をみると一段と寒さを実感します。ただ、冷え込んだ朝ほど、北アルプスは綺麗に見えるんですよね。
(病院の渡り廊下から撮影した常念岳)
今年度入職した新人看護師を対象に、配属部署以外の部署で研修を行うローテーション研修が9月から(12月まで)始まっています。
入職して半年。新人さんも夜勤が始まっています。日々あわただしく過ぎていく時間の経過の中で、「自部署の関連病棟の看護を経験し、その病棟の特色や特徴的な看護を学び、その中で自部署の役割と関連病棟との連携・当院の役割を再度学んで欲しい」という思いから、この研修が始まりました。
研修先では、指導担当の先輩看護師から病棟の特徴等指導頂きながら、自部署以外の看護を直接経験させて頂いたり、自部署では経験しにくい看護技術を経験させて頂いています。2日間の研修を数か所まわるローテーション研修ですが、指導担当の方は事前準備をし、研修の計画を立て臨んでくれています。この場をお借りし…本当にありがとうございます。
10月7日に第10回こども病院祭を開催しました。台風の通過で開催も危ぶまれましたが、当日は暑すぎるくらいの天候で、無事開催することができました。「オープンホスピタル -病院祭の原点に帰って-」をテーマに、地域の皆様にこども病院を知っていただき、こども達が楽しめる企画を中心に、実行委員会のメンバーが準備を進めてきました。出展や演奏に参加いただきました各団体や地域の皆様、本当にありがとうございました。
病院祭の様子を一部ですが写真でご紹介します。こども達が大好きなキッザニア:病院の各職種の体験ができました。はたらく車:こどもも大人も大好きです。もの作り:バルーン、コーヒー豆を使ったマラカス作り。演奏:Jazz、Classic、チアダンス。ちるくま音楽隊:こども病院職員による音楽隊、今年は病棟訪問とステージ発表をしました。その他にも、様々なブースがありました。
8月30日に新卒者研修②を実施しました。対象者は9名。前半は、看護部長より「チーム医療を推進するための基本的な考え方」についての講義がありました。その中で、チームメンバーとして、自分自身はどんな役割をもっているのか?という事を考えたり、組織を調整するためのツールとして「アサーティブコミュニケーション」を学びました。これは、相手を批判することなく、誠実に・素直に・対等に自分の意見を伝えるコミュニケーションです。普段から①誠実であること。相手に対しても自分に対しても ②素直であること。相手にしてほしいことがあれば素直に表現する ③対等であること。自分を卑下することなく、相手を見下すこともなく、自分も相手も尊重すること ④すべて自己責任であること。言ってしまったこと、言わずにいたこと、両方とも自分の責任として引き受けること…とても身にしみる講義でした。
後半は、グループで「10kgの液体」という演習を行いました。出されたヒントをもとに、グループの中で10kgの水を30分以内で用意しなくてはならない・・・という演習です。メンバー同士の相互のコミュニケーションや情報の処理を学ぶ目的となっており、様々な情報に惑わされていました。課題が達成されたときの喜びは、さぞかし爽快であったことでしょう。
同期で久しぶりに集まり、リフレッシュできた研修となりました。
8月21日2回目の高校生1日看護体験が終了し、今年度は21校、48人の高校生を受け入れました。病院の概要説明・院内見学・2時間の病棟体験の感想は、「益々看護師になりたいと思いました」「初めて赤ちゃんを抱っこして命の尊さを感じました」「看護師さんの笑顔が素敵でした」等、聞かせていただき私達も嬉しかったです。目を輝かせて聞いていた高校生達が素敵でした。夢に向かって進んでほしいです。頑張れ!